ストレス耐性

甘やかされて育ってきた僕は、何てストレス耐性が弱いんだろう。

気を配って、集中してしなければならないことだという事は、僕は知っているつもりだ。

ただ、知っているつもり。

けれど、周りを見ていない、気配りが出来ていないといわれた。

周囲に目をしっかり目を向けようとした、きちんと気配りをしようとした、つもりだった。

けれど、それでもまだ出来ていないといわれる。

だから、もっと集中しなければ、主意に目をむけ、自分にも気をつけなければとしたけど、やはり出来ていないという。

足りない。足りない。僕には足りなさ過ぎるんだ。

向き不向きもあるけど、自分で選んだ職場だろ? きちんとしないと。

自意識過剰になって、僕のいないところで誰かが話しをしているのを見て、僕ので着ていないところを話しているんだと思ってしまう。

相手から気配りされて、いかに自分が周りを見ていないのかを知る。

僕のいないところで、上司と話しをしようとしているのを見て、僕の出来ていないことを言われているのだと思う。

幾分かは当たっている。

その後、僕が注意を受けるから。

努力しているつもりでも金を貰って働いている異常それでは駄目で、出来なければならないのだ。

仕事に行きたくないと思う。

精神的な疲れが、肉体的な疲れを呼び覚ます。

けれど、仕事をしていない自分は想像できない。

きっと、もっと、駄目になる。

睡眠薬を放り込んで、五時間ほど眠って、眠れたはずなのに、疲れは取れない。

疲れて、休みたくなるけど休んじゃ駄目。

僕が調子悪いとわかってしまうから。

僕は精神病院に勤めていて、僕自身が精神科に通っていることを知っているから。

僕の調子のことで、心配されたくない。

それだけ、頑張らなくちゃいけない。

でも出来ていないから心配をかける。

僕はどうすればいいんだ?

ストレスの発散方法がわからない。

他人がストレス。

人と仲良くなる方法など学んでこなかった僕は、職場で一人きりだ。

今は、親しい人以外と、あいたくない。