必要存在

必要とされることが
果たして本当にあるのかどうか
誰かに必要とされて
差さえあって存在して
けれどその支えを持たなかったら?
一度すべてを
否定して欲しかった
だれも必要な人はいないと
それでも生きていていいんだと
世の中のどんな功績を残した人手さえ
その人でなければならないことはなかったと
無ければ無いで進んでいく世の中
やがて無にかえる人々
どんなに惜しんでさえ
この世からいなくなる
やがて自分の番が来るのはいつなのか
何からも必要とされず
代わりはいくらでもいて
それをそれとして自分で認めて
それでも今は今として生きる
存在する意義さえ見いだせなくて
どんなに辛くとも