事終事始

はらはらと散る
花びらは
切なさに似て
それでいて
新たなる息吹の
証となる


何事にも
当てはまろうとは思わないが
終わりしことは
始まりに繋がる


我も今
今日が終わり
明日が来る
それが望ましいことなのか
今の我にはわからない


けれどそれが
当然のように
また有難いことのように
そこにある
明日が来るは確実か





それは摂理
来るも来ぬも
気まぐれなこと
それに流され
流れに砕かれようとも