最近有線をかけていると『手のひらに太陽を』の歌がかかっている。
昔懐かしい歌だ。
よく小学校の頃、音楽の時間に合唱したものだ。

♪みんなみんな 生きているんだ 友達なんだ〜
と歌ってるそばから、ゴキブリを叩き潰したり、羽虫を掃除機で吸い込んだり、蚊を叩いている。
なんとも不思議なものである。
そういえば、あの頃はなんとも思っていなかった。
不思議だと考えるようになったのはつい最近の話だ。(遅すぎ?)

つい最近、蚊を叩き潰した為に、死亡したというニュースがあった。
今回の被害者は免疫抑制剤を使用していた患者で、日和見感染症にかかりやすい状態であったとはいえ、怖い話だ。
マラリア蚊はもちろんのこと、蚊は様々な寄生虫などを飼っている。
しかも、血を吸いに来るのは、決まって妊婦だ。

これからは振り払って、逃がしてあげよう。
蚊の怨念も怖い。執念深(しつこ)そうだ。
逃げるが勝ち。

思えば残酷な歌を歌っていたものだ。
それと、あの頃はよく何も考えずに歌えたよな。と思うのが、『ともだち百人できるかな』。
田舎で、生徒が百人もいない所も然り、友達がが出来にくいヒトも然り。
今現在、一緒にどこか行ったり、手紙(メール)やり取りするような人間が一人もいないもんな。自分。今の所さして支障は無いが。