花火大会

忙しかった先週、先々週と、どこかしこで、花火大会があり。
何日か忘れたが、暗くなりかけた空に一発の大きな轟きが。
まだ仕事中の自分たちは、店内で、今日はどこの花火大会かなぁ〜。なんて気軽気な会話。
「あれって、雷じゃない?」と言う人間もあったが、「今日、どこかで花火大会だって言ってたよ」と不確かな情報を伝授。
数分後、ザーっと夕立が。
やっぱり雷だったみたい。ゴメンよ、いいかげんなこと言って。
まあ、でも自分のいうことは、日頃から信用されてないからそんなに被害はないはず。
ただ、そのときは一瞬だけ雨と雷ですぐやんだのだが、自分が帰るころは大降り。
持っているのは晴雨兼用傘一本のみ。
早く帰れた人はいいけど、残業してた自分はずぶ濡れになって帰った。


花火大会は大体どこでも日にちで決まっている。
自分は苦手なんで行く気はないが、帰りがけに、浴衣姿の女性を見かける。
あるところで花火大会があった日のこと。
例の如く残業し、帰る時間が花火から帰る人と重なった。
『ハッピーマンデー』があるように、何故花火大会は、日にちで決めて。金、土、日曜日など行き易そうな日を選んで行わないのか。
どちらにしても、どこの会社も、花金があり、土日が休みというわけではないし、時間だって、当然その時刻に仕事をしている人間もいるのだが。
まあ、そんな話を、その日たまたま最寄の駅まで一緒になった同じ仕事場の人間に尋ねてみた。
・・・・・・・・・・・・
答えが帰ってくる前に気付いた。
いま、小学生、中学生、高校生などは夏休みなのだ。
元々曜日など関係ない。毎日が日曜日のような時なのだ、と。
既に自分にも曜日感覚がない。
自分にとっての曜日感覚は、土日か、そうでないかの2種に分けられる。
なぜなら、それによって使える回数券が異なるからだ。
土日のは安い。
例えどんなに混んでても。

花火大会の後は、無性に虚しくなる。云十万が数秒で消えていくのだ。
血税を使ってないならOKだけどね。


以前、親に、『税金』を『払う(納める)』でなく、『とられる』と言ったら叱られた。
でもどうしても、『とられてる』ほうが多いような気がするのだが。
国民の三大義務の一つではあるのだが。