それはいつでも

なぜなのか
いつからなのか
ふと訪れる
不安感


それを
必死で消そうとして
何かに打ち込もうとする
焦燥感


けれど実際
体は動かず
その不安と焦燥は
追いかけっこをするように
増していく


やがて消え去り
何もなくなる日々は
またそれはそれで
不安感をわき上げる


何もないあの一瞬が
とても幸福だった気もして
けれど実際
本当に何もなくて


そんな日々は
長くは続かないし
望みもしない


それでも望んだなら
やってくるのだろうか
そんな日々が
何もない永遠(とわ)