疎外存在

いつもどこかで
形成される
集団
自分はどこ
そこにはいない
入れない


何かと幕が
邪魔をしているようで
それが
どこに
誰が
作ったのかはわからない


いつの間にか
そこに存在するようで
それが
自分と
外界とを遮っている


孤独
空気のような存在なんて
いや
空気は誰もが必要とするもの
我は必要とされぬもの
阻害されたもの


どこにいればいい?
どこにいけばいい
いまここで
独りたたずむ