存在拒否

何をやっても駄目なのだ
この存在自体
罪悪でしかない
鬱々とした感情
落ち込み
浮遊しないこの感情は
今時分が存在することを
許しはしない
存在自体の拒否
ではこの自分は
自分は一体どこへ行くのだろう
どこにも行けず
何も出来ず
それでも這いつくばって
何故生き続けなければならないか
それは苦しみでしかない
苦しみ苦しみ続けて
それでも生きて
そこにどんな価値があろう
この醜い思いが
救われることを望んでいるのか
救われる?
どうやったら?
どうにもならぬ
醜悪は醜悪を呼ぶしかない
そんな念慮だから
本当にどこにも
存在することを
自分が許せないのだ