睡眠

眠いとは感じる。だからと言って、決して眠れる訳ではない。生あくびが出て、集中力がなくなって、嘗て教科書を読むと眠くなるといういわれを思い出して、一見難しげな本を引っ張り出して開いてみるが、訳がわからずイライラするだけで眠くはならず、いずれは読もうと思うやや難解そうな本を開いてみるが文字を上っ面だけ滑っていって読んだ気にならない。だから結局、正気な時(そんな時があるのかは不明)に読み直さなければならない。読まなければならないわけではないが、出来れば読んだほうが身のためになりそうな仕事上の勉強の本を開いてみても結局身に付いてないだけで、眠りにつけないことに不安感がつのる。実際寝入っている時間は、平均より上なのだが、心地よい目覚めというものをしてみたい。